7ORDERとは、2021年1月13日、日本コロムビアから1stアルバム『ONE』とLIVE Blu-ray/DVD『UNORDER』をリリースしてメジャーデビューを果たし、同日に初の単独日本武道館公演「WE ARE ONE」も開催した7人組のアーティストです。
その前身は、ジャニーズJr内ユニットのLove-tuneなのを知っていますか?
デビューから躍進を続けるSnowManとSixTONES、そしてLAに留学しJrながらも世界に挑戦しているTravisJapan、そんな3グループと肩を並べていたグループが「Love-tune」でした。
彼らは世間でも有名な「全員が事務所を退所をしたジャニーズJrのグループ」なのです。
そのニュースはジャニーズ担当ならもちもん、ジャニーズに関わってない人ですら知っているのではないかと思われるニュースでした。
実力もあり、アイドルとしてダンスもできるし、バンド形式も行ける、というグループがなぜ全員退所という事態に追い込まてしまったのか…Jr担を知らない人にはぜひ一読いただきたい、ジャニーズの闇が見えてきます。
ジャニーズJrの存在
ジャニーズJrはデビュー組の後ろで踊っている、という解釈の人が多いですが、そのJrは黙っててもデビューできる訳ではありません。
もちろん、年功序列なんかもありません。
そして、実力がある、長年存在している、それでもデビューができないグループが数多くあります。
わたし自身、Kis-My-Ft2の担当ではありますが、キスマイのおかげでSnowManやTravisJapanを知り、Jrの世界を知ることになりますが、その中でもLove-tuneに在籍していた安井謙太郎さんだけは知っていました。
なんならむしろ、Jrは安井くんしか知らない時期すらありました(笑)。
なぜ知っていたのか…それは彼が、Kis-My-Ft2のデビューのお知らせが入った茶封筒を直接キスマイ達に持ってきたJrだからです。
キスマイのLIVE DVD「Kis-My-Ftに逢えるde SHOW」にもその場面は収録されており、安井くんの顔も見えるし、キスマイ兄さんたちに名前も呼ばれています。

その後のLIVE DVD「東京DOMEでの約束」では「Strawberry Dance」という曲の中で北山宏光さんから「いつも隣に安井~♪」と歌われていて、顔を突き合わせる振り付けが可愛かったです!
そんな先輩たちのデビューを知らせた安井くんは、キスマイの千賀健永さんとそんなに年は変わりません。
そして、Love-tuneはデビューも近いと言われていた中、後輩だったKing&Princeに先にデビューされてしまいます。
後輩が先にデビューすることは珍しくはありません。
キスマイだってHey! Say! JUMPに先にデビューされましたからね。
現在はデビュー間近では無いか、と言われるTravisJapan、美少年、HiHi Jetsをはじめ、7MEN侍、少年忍者、JrSP、IMPACTors、Go!Go!kids、そして関西ジャニーズJrのLilかんさい、Aぇ!group、AmBitiousなど、多数のグループが存在しています。
それでは、Love-tuneに何があったのかを詳しく書かせていただきますね。
Love-tune解散・退所までの流れ
パワハラもあった?契約書へのサイン問題
「Love-tune」が解散に追い込まれてジャニーズ事務所を退所することになった最初のきっかけは、メンバーが契約書にサインをしなかったことから始まったと噂されています。
元々、ジャニーズ事務所はジャニーズJr.とは契約書を交わしていませんでしたが、King & Prince のCDデビューのタイミングで、ジャニーズJr.とも契約書を交わす社内方針に変えたそうです。
Love-tuneのメンバーは「契約したとしてもギャラが固定給になるわけでもなく、メリットがない」と思い、「1度持ち帰ってゆっくり考えたい」と伝えましたが、事務所側からは「契約書のサインを拒否」と受け取られてしまったのです。
契約書記入拒否からの仕事激減
その結果、契約書のサインを断ったLove-tuneのメンバーは、藤島ジュリー景子さんの反感を買ったのです。
契約書が断られたことに対し、納得のいかないジュリーさんは「彼らには仕事を与えなくてもいい」とも考えたのでしょう。
この日を機にLove-tuneに対する、事務所の待遇が一変したのです。
ジャニーズJr.が東京へ戻る新幹線内ではスタッフが現金ではなくタクシーチケットを配布されるのですが、Love-tuneのメンバーの分だけ用意されておらず、自分たちで帰ってくれと伝えられたんだそうです。

普通の会社でもそれはなくない?
ついに「ジャニーズJr.」と表記される
こうした経緯でLove-tuneに対する待遇が一変、仕事が激減し、テレビ番組や舞台への出演もほとんどなくなり、11月15日放送の『ひるキュン』(TOKYO MX)に安井謙太郎さんと森田美勇人さんが出演した際には、番組の台本に「※Love-tune(ラブトゥーン)のメンバーという紹介はNG」という注意書きがあったことも明らかになっています。

酷すぎる…
ジャニーズ事務所からのお知らせ
ジャニーズJr.内ユニット「Love-tune」に関するお知らせ
平素は別格のご高配を賜り厚く御礼申し上げます。
ジャニーズJr.内ユニット「Love-tune」につきまして皆様にお知らせがございます。
この度、Love-tuneのメンバー7名がジャニーズ事務所を退所いたしますことをご報告申し上げます。
今までご支援を頂きました関係者の皆様、そして何より応援してくださいました皆様に深く感謝申し上げます。メンバー7人は10代の頃からジャニーズJr.として活躍してまいりましたが、20歳を過ぎ、一人の社会人として将来を考えておりましたので、この数ヶ月間、メンバーと事務所との話し合いの場を持って参りました。責任ある立場の者がメンバー全体、そして個別に話し合いましたが、7名それぞれが自分の道を進みたいという意思は固く、退所という道を選ぶこととなりました。
メンバー7名の退所時期につきましては下記の通りになります。
真田佑馬 2018年11月30日
諸星翔希 2018年11月30日
萩谷慧悟 2018年11月30日
阿部顕嵐 2018年11月30日
長妻怜央 2018年11月30日
森田美勇人 2018年12月31日
安井謙太郎 2019年3月31日Love-tuneのメンバー7名につきましては、数多くのコンサートや舞台で先輩達のバックを務め、ジャニーズJr.内におきましても中心メンバーとして活躍して参りましたので、弊社としては、メンバーの意思を尊重することに致しました。今まで彼らを応援してくださった皆様におかれましても、彼らの選んだ道を温かく見守って頂けましたら幸いでございます。
改めまして、これまでLove-tuneを応援してくださり、深く感謝申し上げますとともに、残る期間、頂いておりますお仕事に対して誠心誠意の活動をさせて頂きますので、暖かい声援をよろしくお願い申し上げます。
2018年11月30日
株式会社ジャニーズ事務所
ジャニーズファミリークラブ
(原文まま)
そんなお知らせがジャニーズJr.情報局に掲載されましたが、このお知らせが届いた日には、安井くんと美勇人くん以外は発表と共に退所扱いとなっています。
その後、安井くん唯一のレギュラーのラジオ番組『らじらー!サタデー!』で安井くんが「Love-tune」の名を一度も発さず番組は終わり、翌週は11月30日に発表されたグループの解散、メンバー全員の退所について言及しました。
安井くんやばい
異例の退所報告本人達がしたいですって言ってくれたんだ😭らじらー 安井くん退所報告①
聞き逃した方はどうぞ!#Love_tune pic.twitter.com/WCcY4SRDX8— mizu (@Tubamelove2001) December 1, 2018
こちらで安井くんからの報告が聞けます。
一緒にパーソナリティを務めていたHiHi Jetsの髙橋優斗さんの気遣いまでして報告する安井くんが、ただただ切ないです。
その後、10時台のパーソナリティを務めていたSexyZoneの菊池風磨さんはこう告げています。
「出会って10年以上たつ友だちがいるんですけど」と切り出し「そんな彼が、というか彼らが次のステージに進むということが決まりまして。彼は今回、きっといろんな葛藤があってね、新しい道を選んだのかな~なんて思ってますけども。まぁ、なんでも話し合う仲なんですけど。僕には今回、そんなに相談がなかったというか。ちょっと寂しかったんですけど、それはそれで彼らしいなというか。そのプライドというかね。なんか、それはそれで僕は背中を押したいなと思ってるんで」
(サイゾーウーマン)

風磨くん…!!!泣けちゃう!
7ORDER project始動
安井くんの退所から程なくして2019年5月22日に7人によるプロジェクが始動されました。

アーカイブが残ってました!
“ハッピーをみんなで作り上げていく“がモットーで、テーマは「ハッピー」でキャッチコピーは「Make Happy ORDER」というものでした。

そのプロジェクトにLove-tuneであった7人全員が参加し、2021年1月13日、日本コロムビアから1stアルバム『ONE』とLIVE Blu-ray/DVD『UNORDER』をリリースしてメジャーデビューを果たしました!
まとめ
今回は7ORDERになるまでの7人にまつわる事件を取り上げてみました。
メンバーの人気順やプロフィールも気になりますよね?順次こちらのブログで書かせていただきますね。

お楽しみに!
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