2022年6月22日、兵庫県尼崎市民46万人の個人情報が入ったUSBメモリーが紛失するという事件が発生しました。
USB自体は発見されましたが、市から業務委託されていた「株式会社BIPROGY(ビプロジー)」が、実は更に別会社「アイフロント」に委託をしていたことが分かりましたが、6月27日の記者会見でアイフロントが更に再委託をした孫請け会社があることが発覚しました。
つまり今までのアイフロントの社員がUSBを紛失したというのは間違いだったということです。
この記事では
- USB紛失をしたアイフロントの委託会社名はどこか
- 実際に紛失したのは誰か
- なぜこんなに委託会社が介入しているのか
についてまとめています。
アイフロントの委託会社の会社名は?
26日の記者会見の内容をまとめると、今回の業務委託の流れは
尼崎市→BIPROGY→アイフロント→委託会社→委託会社社員が紛失
ということになります。ここまで委託業者が介入していることを、尼崎市は事件発覚まで知らなかったとのこと。
委託に次ぐ委託が問題になっていますが、このアイフロントの委託会社の会社名は特定されたのでしょうか?
結論からいうと、アイフロントの委託先の会社名は今のところ特定されていません。
アイフロントの会社情報も確認しましたが、取引先の会社の記載がひとつもありませんでした。
記者会見やこれまでの報道で分かっていることは、USBを紛失したのはアイフロントから更に委託を受けた業者に在籍する40代の会社員という情報です。
詳しい情報が分かり次第追記していきます。
何故ここまで再委託をするの?税金の中抜き問題
私自身としては、ここまで再委託をする必要性も疑問ですし、どこが紛失したにせよ、責任は尼崎市から依頼された「BIPROGY(ビプロジー)」にあると思います。
ただ何故ここまで業務委託を繰り返すの??と疑問に思う人もいると思いますが
- 税金の中抜き
- 丸投げ病
という推測がされています。
市→日本ユニシス(ビプロジー)→アイフロント→委託先社員が紛失。2ついらん会社が税金中抜きしてる。損害賠償1億ずつくらい払わせないと再発するね/メモリーを紛失したのを「協力会社の社員」と説明してきたのが、「協力会社の委託先の社員」の誤りだったと発表した。https://t.co/Vgdi8xlPxW
— 渡邉正裕 (@masa_mynews) June 26, 2022
「税金の中抜け・丸投げ問題」を簡単にいうと、今回でいうBIPROGYが一定の利益を抜いて、下請けの委託会社に再発注して業務を全部請け負ってもらうということです。
持続化給付金問題でもこの税金の中抜き業者が問題になっていましたね。
尼崎市のUSB紛失・発見の件は「尼崎市→委託業者の「BIPROGY」(ビプロジー)→『アイフロント』という会社→社員はそのさらに委託先の所属だった。資本関係はなく完全なパートナー企業」とのことで、結局これも現代の丸投げ病、中抜き病の一端が影響していた模様…✍️
▶️ https://t.co/i8EmIazVbn https://t.co/k7OZ1yEM2B— 工藤雄司 (@kudoyuji) June 26, 2022
まとめ
以上、アイフロントの委託会社はどこで社員は誰?という内容をまとめました。
時期にメディアやネットで情報が確定してくるかもしれませんね。また分かり次第追記していきます!
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